6/23の定例会は、加治さんを招いて、30名強の参加者を集め開催されました。
加治さんは日産のマーケティングディレクターから、現在、2016年東京オリンピック・パラリンピック招致委員会企画・広報部門のエグゼクティブディレクターをされています。
当日は、朝10:30にコペンハーゲンから帰国され、会社での会議をこなされてから、スピーチに来ていただくというタフなスケジュールでした。
スピーチの内容は、“TOKYO 2016。日本だから、できる。新しいオリンピック・パラリンピック!ヒーロー達の檜舞台。”と題して、なぜ招致委員会に出向したかの経緯から始まり、現在とこれからの日本についての加治さんの考察(これが出向することにした理由に関係)、なぜ、東京でオリンピック・パラリンピックを開くべきなのか(6/18のIOCでのプレゼン資料を使用)、と多岐に渡り、大変興味深いものでした。詳細は割愛しますが、地球環境が蝕まれている現在、高い環境技術をもつ日本がオリンピックを開催することで、世界の環境改善・環境への意識向上が図れること(世界へのメリット)、政治のリーダーシップが弱い日本でも大きなプロジェクトが決まれば着実に目標を目指すため、日本の活性化につながること(日本のメリット)、そして、何よりオリンピック・パラリンピックの開催はレジェンドとして、都市や市民の記憶に長く残ること、が招致の理由というメッセージだったと理解しました。
大きなお金も動くプロジェクトですので、いろいろな意見があると思いますが、地球環境に対する日本のリーダーシップ発揮や日本の活性化という点を考えれば、2016年東京オリンピック開催は意義深いものだと感じました。
加治さんにはスピーチ終了後も最後まで残っていただき、歓談・議論に花が咲きました。ありがとうございました。
PS.翌日8時からはアカデミーヒルズでも講演されました。お体を大切に。
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